昨年（2016）の末に、がんと免疫に関する本（「免疫はがんに何をしているのか―見えてきた免疫のメカニズム」、技術評論社）を書き上げた。構想から5年もかかったので、その間にがんや免疫のこと、あるいはもろもろのことも、たくさん考えることができた。
このたび、紀伊馬孝是氏（次男の友人）にこのページを作ってもらったので、免疫のこと、がんのこと、その他いろいろのことについて書いてみようと思う。
このページを見る人は、ごく親しい何人かの人だけだと思うので、気張らずに日常会話の延長のつもりで書くことにしたい。（2017年5月）